くりすたる・ぐらふぁー

思ったことをつらつらと。材料学とかITとか。専門は結晶学。

ちゃんと会社行ってます & 営業の人達と話して考えたこと

現在の会社に入社してはや三週間が経ちました。どこの会社もそうだと思いますが、最初は会社への順応と専門書から知識吸収するので殆ど終わってしまいますね。

このブログは学んだことをまとめたり簡単に噛み砕く練習として使おうと思ってましたが、正直分かりやすい素材なんていくらでもあるんだなと思いました。最早ただの新卒奮闘記になってしまいそうです。

 

昨週はじめて営業の人達と飲んだのですが、彼らとのコミュニケーション方法は自分のそれと大きな違いがあると感じました。

 

ぼくは聞かれた質問の意味をねちねち聞くタイプです。「XXがいいかどうか」という質問が来たら「良い悪いって何を基準に考えるの?」みたいな。質問の曖昧な部分をクリアにしてから「これは明らかだろうなー」と思う意見と理由をボソッと言う感じ。

一方で営業の同期の質問に対する返答は「意見+理由」のセットが1秒未満の反応スピードで飛び交う感じです。ほぼ条件反射。

 

一見、前者のほうが考えているように見えますが、むしろ「普段から考えていない」から聞かれて始めてうーん...となってしまう。そして会話も冗長になる。

営業同士がディスカッションしていると、会話のキャッチボールが素早いですね。バトミントンの試合を見ているようなイメージです。そして短期決戦で結論まで収束する。

 

この飲み会終わった後、昔読んだ以下の記事を思い出しました。※1

cakes.mu

論理には二種類あり、

「先に結論があって、それに論理を結びつける」ものと「前提条件を確認した上で論理を組む」もの。

このことを、彼らとの会話を通して強く意識したことになるのかなと思います。大学院で2年半ほど研究室にこもってると、後者の人間しかいないものですから...

将来営業のキャリアも十分眼中に入れてるので、彼らから盗めるものはとことん盗んでいけたらいいなと思ってます。

 

上記所感に対して「なにを今更」みたいなことを思う人もいるでしょう。

それでも自分の手で明文化して、一連の文章にすることで初めて血や肉になるものもきっとあると思ってます。

当たり前っぽいことを書くにも、文章にするのって意外に難しいんですよ。小学校から作文大嫌いなタイプだったから尚更そうです。

 

次回からは書評みたいなものが書けるといいなと思います。というかこれから書評がメインになるかもしれない。

 

※1...記事の内容にはほぼ賛成です。ただ2つの考えのアプローチに「理系」「文系」という言葉はあまり使いたくないなあと思ってます。いわゆる文系にも、前提確認しっかりやって無茶苦茶ロジカル思考の人いますもんね。